カリフォルニア州、ナパ ソノマのゼパルタスからヴィンヤードのレポートが届きました。

2010年のヴィンテージは今のところ順調に事が進んでいます。ぶどう園がすっかり乾ききっているこの時期に、ぶどう園を訪れて樹がどのくらい良く育っているかを観察し、どのくらいの収穫が期待できるかを査定します。私はこの週末にW.E.ボトムスピノ ノワールの畑を訪れて様子を見てきました。この成長過程からみて、房に着果した段階で、剪定して加減する必要がありそうです。

今の段階では、ほとんどの新芽は15cmから30cm程度に伸びていて、それぞれの芽に2〜4房が育っています。来月にはもっと緑色に生い茂り開花をして、やがて実を付けることとなります。その頃には今年の収穫量がどのくらいになるかはっきりと解ってきます。

1年のなかで、この時期に霜の害がないことが重要です。そして花が咲く頃に雨が降らないでくれると良質のピノ ノワールが期待できます。
こればかりは自然のなすがままで、だからこそヴィンテージ毎に違いや特徴が生まれるのです。

《ゼパルタス》W.E.ボトムス ヴィンヤード/撮影日: 2010年4月28日

この時期では、ほとんどの新芽はまだ15cmから30cm程度です。丁度私の小指のところに可愛らしいぶどうの房が見えます。

《ゼパルタス》W.E.ボトムス ヴィンヤード/撮影日: 2010年4月28日

剪定された茎を側面から見たものです。幹から3本の茎が伸びているのが解ります。それぞれの茎からさらに新芽が枝分かれして育っていきます。1つの新芽には1ないし2のぶどうの房が付き、1本の樹からはおおよそ20から30のピノ ノワールの房が育ちます。花を付ける晩春から初夏の時期は、ぶどうの樹はひたすら葉を育てひさしのごとく生い茂り、どんどん芽を伸ばしていきます。

《ゼパルタス》W.E.ボトムス ヴィンヤード/撮影日: 2010年4月28日

W.E.ボトムス ヴィンヤードは、カリフォルニア州 オクシデンタル近くの丘の上の森が開けたところにあります。ぶどう畑は、樹の列が1メートル間隔で密に植えられていて、その間を歩くのがやっとです。トラクターが入れる余地などありません。

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